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起業・開業 情報なび

2010年11月

27 11月

【口コミ・レビュー】起業する前に読む本

「起業する前に読む本」は、

金持ち父さん貧乏父さんで有名なロバート・キヨサキ氏により書かれた本です。

金持ち父さんの起業する前に読む本 -ビッグビジネスで成功するための10のレッスン

個人的には非常に面白い本だと思いますが、

購入を迷われいる方のために読者のレビューを紹介しておきます。


同シリーズは全作所有しておりますが、最近の作品は同じ事の繰り返しのように感じることが多い様な気がしました。また、今までのシリーズは、「投資哲学」全般について書かれており、具体的な話は非常に少なかった様に思います。

そのような中、この本は「ビジネス」に焦点があてて書かれており、またそれも「起業」ということに的を絞ってありますので、シリーズの中では新しい視点で書かれた本であると言えます。

内容もロバート・キヨサキ氏の思いが強く語られており、非常に熱の入った仕上がりになっていると感じます。

シリーズを全部読んでいない方でも内容は問題なく読めると思いますが、最低限ですが、第一作目の「金持ち父さん貧乏父さん」と第二作目の「キャッシュフロークワドランド」だけは読んでからこの本を読む方が良いと思います。

今後のシリーズの展開が非常に期待できます。




『成功するビジネスはビジネスができる前に作られる』

テイクオフの前に十分な事業計画を立てるべきだという点は他と同じだが、本書の特徴は、全てが経験則か実例で書かれているために内容を消化しやすいという点にある。

どのような規模であろうとも、企業活動に必要な要素は変わらない。
その要素とは、「キャッシュフロー・コミュニケーション・システム・法律・製品」と、それらを支える「チーム・リーダーシップ・使命」であると紹介されている。

これらの要素を自分のビジネスにバランス良く供給し、さらに異なる考え方を呼び込むことでビジネスの自由度を増大させる。

事業計画を立てた後に、これらの要素が盛り込まれているかどうかチェックするといいのだろう。

また、失敗してもめげずに、むしろ失敗するスピードと回数を上げることを薦めている。

ロバート・キヨサキファンならば、勇気をもらえる本だろう。




1・学校教育が従業員になるための教育だったなんて。でもこの本で再勉強のコツがつかめます。わかれば後は努力のみ。
2・失敗すればするほど成功に近づくだなんて。何もしないことも危険だという事が良くわかります。
3・起業のプロと素人はプロ選手とアマチュア程の差がある。
他にもたくさんあります。内容が抽象的という指摘もありますが、逆に具体的だと世の中に無数にあるビジネスプランに対応できなくなります。中に何 回も出てくるトライアングルというビジネスが成功するか否かのチェック項目は非常に役に立つので拡大コピーして机の前に貼っておくと良いと思います。




今回出てくるB-Iトライアングルは、金持ち父さんシリーズで基本となる4つのクワドラントと共に、企業にとって、そして起業する人にとって、とても重要な考えであり、成功するための重要な条件だと思いました。

金持ち父さんシリーズが読みやすいのは、
教えがあり、事実があり、その二つがとてもリンクしてあるからですね。

あと、失敗談がたくさん載っているのが、他の成功本と違う所。
失敗しなければいけないと言わんばかりに失敗を肯定してくれているので勇気が出てくる。
これを読んで満足するのではなく、まずは動き出す事が重要だな、と思いました。





27 11月

【口コミ・レビュー】起業のファイナンス ベンチャーにとって一番大切なこと

「起業のファイナンス ベンチャーにとって一番大切なこと」は、
カブドットコム証券株式会社の社外取締役や
株式会社ミクシィ 社外監査役をしている
磯崎哲也さんによる有名な本です。

起業のファイナンス ベンチャーにとって一番大切なこと

起業・開業を考えている人であれば必読の本と言えます。
この本の口コミ・レビューを以下に掲載しておきますので、購入の際の参考にしてみてください。



人気ブログの作者による起業で成功する方法。日本には起業する環境が整っていないイメージがある。しかし実際には知識があれば資金の調達は難しくないという。そこをベンチャー支援の専門家である筆者が解き明かす。

内容は、「起業」と「ベンチャーファイナンス」の二部構成。実践的な知識をわかりやすく解説しています。
前半は、起業家に必要なマインドについてまとめている。確かに本人に素養があることが重要なのだろう。非常に説得力がある。
後半は、「事業計画」や「資本政策」の作り方からはじまって、「企業価値」や「ストックオプション」の考え方、「投資家との交渉のやり方」「種類株式の使い方」といった専門的なテーマが、極めてわかりやすくコンパクトにまとまっています。

堅苦しいところは一切なく、ユーモアあふれる文体で非常に読みやすい。読み進めると目からぼろぼろ鱗が落ちます。
これから起業を志す人だけでなく、現代的なテーマである「起業」について知識を持つのに最良の一冊だと思う。



会社を作る際にはどちらかというと勢いで設立してしまい、資本政策などを考える余裕もなくあとあとで問題になってくることが多いのはよく聞く話で、そもそもそんな余裕がないというのが本当のところだと思います。

本書は、起業の意味や株主とはというもっとも大切なことだけどおざなりにしがちなことに関して非常に丁寧に説明してくれていますので、今から会 社を作ろうと思っていらっしゃる方には必読です。従来は資本政策や企業ファイナンスというと大学の教科書的なアプローチの本が多かったのですが、本書のよ うに実際の企業家視点で描かれている入門書はあまりありませんでしたので、会社を作る際に資本政策としてもっとも気をつけなくてはいけないことがわかりや すく書かれている本書の存在は非常に意義あることだと思います。

ただ、資本政策全体を理解させるためにそれぞれの政策の背景が踏み込まれておらず、もう少し詳細に解説してほいしところです。

読者対象が非常に狭く、それゆえに今までなかったカテゴリーの本だと思いますので、本書を出版された著者や出版社の方には感謝したいです。本書のように会社の作り方の入門書的な本がもっと増えてくれると日本も元気になると思います。



私は一企業家で、まさにこれから資金調達をしようと考えていたときに出会った本です。

この本は、私が資金調達の意思決定を行う過程で生じたさまざまな疑問点にすべて言及しており、企業家の心をつかんだ本だと言っても過言ではないと思います。
全体の構成や章立ても、資金調達の意思決定プロセスや段取りの想定の筋道どおりであり、まるで知識・経験に優れたもう一人の自分に対して自問自答しているような心地でした。

この本で一番学んだことは、(私の仕事はIT関係なのですが)建築やソフトウエアの設計と同じく、資本政策にも設計という概念が重要であること、 大局的な見地が必要ということでした。 たとえば、ソフトウエアの設計においては、一度基幹部分の仕様や設計が決まったら、工程の途中で基幹部分の仕様変 更を行うことは事実上不可能です(建物の柱を組んだあとで、修正が困難なのと同じことです)。
この点、株式の持分比率などに具体的に当てはめて解説されており、理屈ではなくとてもよく「実感」がわきました。

すべてのことに通底するような「心の構え方」を教わったということで、大変素晴らしい知恵を授かった気分です。



ベンチャー企業に出資した経験から如何に資本政策が重要かを実感していました。
しかしながら、多くの企業が資本政策も考えないで作られてしまう。出資した会社の業績はいいのに動きが取れないということがありました。なぜ、こ んないい加減に資本を入れてしまうのだろう(出資する私もいい加減ですが)と思っていましたが、やはりベンチャーの資本政策を教える人が少ないというのが 一番の理由だとではないかと納得していました(上場経験者がアメリカに比べると少ない)。
その意味では、本書は実務を経験した筆者が書いていますので、非常に実践的だと思います(もっと細かくてもいいかもしれません)。会社を作りたいと思っている人は一読に値します。
閉塞感が広がるわが国。若い人がどんどん新しいビジネスに挑戦していくためにすごく役立つ本ではないでしょうか。

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